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所在地 |
東京都新宿区新小川町4-11 |
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施設名 |
小学館アカデミー飯田橋ガーデン保育園 |
1.活動のテーマ
<テーマ>
自然
<テーマの設定理由>
2.活動スケジュール
毎日の活動の中に「自然」を取り入れたものを積極的に導入する。
長期的な視点で季節に合わせた取り組みを行う。
3歳児11名、4歳児7名、5歳児11名
春 生き物の飼育経験(めだか・ベタ・やどかり・カブトムシ)、花の栽培
夏 水・氷に触れる、違いを発見、野菜の栽培
秋 土・木・葉の観察・野菜の栽培、体験
冬 水、氷、雪に触れる経験と季節による違いを知る、花の栽培
3.活動のために準備した素材や道具、環境の設定
【準備したもの】
飼育する生物、水槽、土、プランター、シャベル、かき氷の機械、プロジェクター、スクリーン、図鑑、ルーペ
【環境設定】
図鑑やルーペを常時設置、生き物を保育室の近くに置く
4.探究活動の実践
<活動の内容>
春
生き物を子ども達が選び、飼育ケース等を使い、当番制で飼育活動を行った。
日々の成長が感じられるよう、定期的に生き物の姿を絵や写真で記録した。
夏
水遊びを通して「水」「氷」に触れる機会を多く取り入れた。水に触れた時の温度、流れる速さや量を比べた。
絵の具や花紙をつかった氷作りも行った。
夏野菜の栽培を通して飼育・収穫する経験をした。
秋
葉の色の変化を観察する。木や土に触れる機会を持ち、芋ほり経験をする。
冬
ツルを使ってクリスマスリースを作る。夏に行った「水」「氷」「雪」に触れる経験を発展させて考える経験をする。
チューリップの球根を植える。
<活動中の子供の姿・声、子供同士や保育者との関わり>
春
園の環境下の中で飼育できる生き物を探し、いくつかピックアップした中から子どもが選んで飼育することに決めた。
生き物の生体を知るきっかけとなったり、
子ども同士で相談する中で難しさを感じている様子もあった。
実際に飼育が始まると、子どもはとても愛着を持って観察や世話をし、
命名も相談しながら行った。
係活動の中に「生き物の世話」を入れると、順番が来るのを心待ちにする様子があった。
その中で生命の終わりに触れる機会もあり、大事に育てないと生きていけないこと、生命の大切さを感じている様子だった。
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夏 野菜の栽培を行う。夏野菜の中から育てたいものを選び、水やりや観察・収穫を体験する事ができた。同じ野菜でもプランターのなかで育つ速さが違うこと、収穫期を過ぎてしまうと野菜がしわしわになったり色が変わることなど、実際に体験することができた。野菜の栽培から様々な食べ物ができる過程に興味を持つ子も多く、自分たちで図鑑等で調べ、共有する姿が見られた。 水遊びのなかに氷遊びも含め、水と氷の温度の違いを体感したり、夏で水があまり冷たくない事に気づき、季節によって水の温度が違うのかという疑問点も見つけていた。また、水を流しながら坂道の角度によって速さが違う事にも気づき、子ども同士で比べたり工夫したりしながら遊びを進める姿も見られた。絵の具や花紙に水を混ぜると色がつく事に気づき、ジュースつくりや氷つくりを楽しんでいた。 秋 散歩に行く機会が増えると、子どもが自然と、土・木・葉・虫などに興味を持ち、観察する姿が多く見られるようになった。図鑑を持って散歩に行き、 葉から木の種類を見つけたり、その気によく来る虫の種類を調べる姿もあった。 同じ場所に連続で出かける事もあったため、 昨日との違いについて気づく様子もあった。 また木の模様にも着目し、ルーペで観察し違いにも気づいていた。 秋の野菜の収穫体験としてサツマイモ堀りに出かけた。 いつも遊んでいる公園より広い場所(畑)で存分に土や食物、木や虫に触れることに大喜びであった。いつもより種類の多い木や虫に触れる事ができ、新しい発見を楽しむ声が子どもから聞こえた。 季節の変化に伴い、葉の色や木の様子に変化が生まれていることにも気が付き、意欲的に観察したり、葉を園に持ち帰り製作に使う様子もあった。葉が枯れてくるとちぎれてきてパリパリという音がする気づきもあった。 |
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冬 夏に経験した「水」「氷」の活動を発展させた。この案も子どもから生まれ「調べてみたい」という声から始まった。 「水」「氷」を用意し、触ったり足で踏んだりして感触の違いを体感した。 また夏の頃より水が冷たい事にも気づき、 温度を測る事で体感だけでなく目で見える形で 違いを実感することができていた。 秋の頃に行った「ルーペを使った観察」を思い出し、 氷の粒の大きさを観察する様子、それを忘れないように絵に残す姿が見られた。 雪が降る事もあり、実際に手で触れたり子ども同士で協力して作品を作る事にも挑戦していた。雪が降っている時にはその前に行った氷の活動を思い出し、「雪」「氷」の粒の違いに気づく様子が見られた。 クリスマスに向けて、芋ほりで持って帰ってきたツルを使って リースづくりに挑戦し、ツルの柔らかさ・硬さなどにも気づく 事ができていた。 春に向けてちゅうりっぷの球根を植える機会があったが、今までたくさんの観察をしてきたこともあり、子どもが自主的に球根の模様や大きさ等を観察する姿が見られ、1年間通して活動してきた成果を感じる事ができた。 |
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5.振り返り <振り返りによって得た先生の気づき> |
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1年間を通して同じテーマで活動していく中で、「自然」に対する子どもの興味・関心を深めることができた。保育士は子どもに声をかける際は、あえてたくさんのアイデアやヒントを出さず、子どもが自主的に活動の進め方や方法を考えられるよう心掛けた。この心がけにより、子どもが自主的に意見や気持ちをいう姿が多くなり、成長を感じる事ができた。 職員間では月1回の職員会議で活動の内容や子どもの様子を共有し、保護者にはドキュメンテーションや保護者会での写真や動画の共有により、子どもの成長した姿を伝える事ができた。 この取り組みのなかで、職員や子ども一人ひとりの得意・不得意に気づいたり、克服する姿を見る事、経験する事ができ、新しい発見と学びを得る事ができたと感じる。 |
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