寒い日が続きますね。 そんな中でも元気いっぱいのばなな組の
お子さまたちの最近の遊びをご紹介します。
手先が器用になってきて 集中して遊び込むものが増えました。
そのひとつが お絵かきやパズルです。
お絵かきは自分で何を描いているのかが明確になってきています。
「これなに？」と聞くと「パパ」「ママ」「おばけ」「アンパンマン」。
中には複雑な文様を描いて「ちきゅう」と答えるお子さまもいます。
その想像力の豊かさには驚かされます。
パズルは 始めはただピースをはめてみるだけでしたが
保育者と何度かやっていくうちに ちゃんとつなげると
絵が出来上がることに気づき 自分でチャレンジしています。
「できない！」と言っても 絵のつながりを気づかせるような
言葉がけをすると 「あ、そうか」とどんどん一人ではめていき
結果一人で完成させるということを繰り返し
最近では 20ピースのパズルもお手伝いなしで
できるようになったお子さまもいます。
続いて ブロック遊びです。
保育者が作ったものをよく見ていて 自分で同じものを再現したり
アレンジしたものを作ったりしています。
カメラも人気アイテムのひとつです。
保育者が一眼レフのように レンズを回してピント合わせをすると
それを真似して まずはピント合わせからスタート。
「ここ座って」と 撮影場所を指定してくることもあります。
レンズの向きが逆で 至近距離からの自撮りをしてしまうお子さまもいます。
ひも通しも好きな遊びのひとつになりました。
「あか、きいろ、あお」「まる、さんかく、しかく」
基本的な色と形のバリエーションのものをひもに通していきます。
自分が持っている色を言いながら通したり 同じ色や形を通したり
色や形関係なくただひたすら通していったり
それぞれのペースで楽しんでいます。
それに飽きてくると このフエルトのピースを重ねて「ハンバーガー」に
見立てて美味しそうに食べてしまったり 色と形を組み合わせて
テーブルの上に様々な模様を作って楽しむこともあります。
園庭でも 手先の器用さが垣間見られます。
手首の返しが上手くなったことで 少し前までは
こぼすことの方が多かった砂を 無駄なくカップの中に
いっぱい入れられるようになりました。
それを使ってハウスやテーブルで お友だちと話しながら
おままごとやお店屋さんごっこをする姿は とても楽しそうです。
お友だちと遊ぶ上で大切になってくるルールのひとつ
「順番で待つ」ことも 少しずつ理解し出来るようになってきています。
8人で3台の四輪車を使ってどうやって遊ぼうか、という状況の時に
園庭に道路と待機場所を描いて 四輪車に乗っているお子さまが
一周したら 最初に待っているお子様と交代というルールを作って
遊びました。
はじめは「まだ乗っていたい」「早く乗りたい」という思いが
強すぎましたが 待っていれば乗れるんだ、ということが理解できると
待機場所から「○○ちゃん がんばれ」と応援しながら
待つ姿も見られました。
氷探しも大好きで 園庭に行くと 田んぼの氷と
霜柱ができやすい場所のチェックも怠らないお子さまたちですが
グラウンド状態が良くて めいっぱい走り回れる日に
しゃぼん玉をしたことがありました。
その日は地面に適度な湿り気があったようで
しゃぼん玉が地面についても割れずに残っていました。
それに気づいたお子さまたちは
何とかして触ろうとそっと手を伸ばしていました。
途中からはフワフワ漂うしゃぼん玉には目もくれず
ひたすら地面の上のしゃぼん玉で楽しんでいました。
これからもお友だちとの関わりやお子さまの気づきを
大切に過ごしていけたらと思います。
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