この1年、毎月いろいろな想定の避難訓練をしてきたお子さまたち。
今回は、これまでの集大成が活かされた今年度最後の避難訓練をお届けします！
地震が起きた後に、保育園近隣の住宅から火災が発生したという想定の避難訓練です。
「地震だよ！！」
という保育者の声を聞いたお子さまたちは落ち着いてダンゴムシのポーズをとりました。
「地震」という言葉にびっくりして不安そうな表情を見せるお子さまもいましたが、４月に大泣きだった姿はどこへやら...
泣かずに、保育者の言葉をよく聞いて、防災頭巾を被ることができました。
幼児クラスのお子さまたちは、真剣そのもので避難訓練に参加。
お顔がとっても頼もしい...！
もも組さん0歳児のお子さまたちもベビーカーの上で、じっとして参加してくれています。
泣かずによくがんばったね！
ここで園長先生から大事なお話が
「保育園の近くで火事がおきています。ここにいると、危ないね。いつもみんなが遊んでいる美しが丘公園へ避難しに行くよ。」
園外への避難ということでちょっとドキドキ。
ドキドキしながらも、保育者の近くをしっかり歩いて、無事美しが丘公園に到着！
もも組のお子さまから、めろん組のお子さままで１列になって歩き、グラウンドに集合。
公園について、いつもだったら楽し気な声が聞こえる頃ですが、今日はしーんとしています。
クラスごとに並び、お名前を呼びながら人数確認と体調の変化がないか視診します。
「みんなげんき！」
最後に園長先生のお話
「小さいお友だちは良く泣かずにここまでこれましたね。上手でしたよ。大きなお友だちは、今までの避難訓練をしっかり活かしているのが伝わってきました。」
園長先生から、よくできたねと言ってもらえて嬉しそうなお子さまたち！
「解散！」の合図のあとは、それぞれのクラスで好きなように過ごして、保育園に帰りましたよ。
最後の避難訓練の様子、いかがでしたでしょうか？
毎月行っていることで、お子さまたちの中に「避難するときのルール」が身についてきていることがよく伝わってきました。
来年度の避難訓練も、お子さまたち自身の考える力を伸ばせるようにしながら、安全を確保できるよう努めて参ります。
次回3月23日（木）は、卒園式の様子をお届けいたします。お楽しみに！
