日頃から、トイレットペーパーやティッシュを使い切ると、
「先生!何か作れそうだから(芯や箱を)取っておいて」
と、工作が大好きなみかんぶどう組のお子さまたち。
この日はさらに、
お菓子の空き箱やトレー、缶など
素材を増やして廃材あそびを楽しみました。
ガーゼを発見し、
「これ使いたい!」
とわくわくな様子です。
セロハンテープとガムテープでどっちがしっかりつくかなど
性質を考えながら道具を選択するぶどう組さん。
試行錯誤しながら取り組んでいるようでした。
みかん組さんは
「何を作ればいいかな」「どうやったらくっつくの?」
とはじめは戸惑う様子もありましたが、
好きなものを切ったり、つけたりしていくうちに
「車みたい!」「ブレスレットになった!」
とアイデアが膨らんでいるようでした。
トイレットペーパーの芯とガチャガチャの容器で「ライト」
お菓子の箱とペットボトルのキャップで「電車」
段ボールを切って「冷蔵庫」
など、個性の光る素敵な作品の完成です☆
普段ゴミにしてしまうものでも、
こんなに楽しめるお子さまたちの発想力は無限大だなぁと改めて感じました。
後日、年長さんのみで
ごみの分別やリサイクルに関する遊びをしました。
まずは、身近にあるものを「もえるごみ」と「プラスチック」に分けていきます。
一人ひとり素材を思い出しながら考えている姿が印象的です。
2種類のオリジナルゴミ箱を作ったら
いざゴミの分別です。
ティッシュ箱の分別をする場面では、
箱の部分とビニールの部分の2種類の素材があることに気づき
「分けられるんじゃない?」
と、どのように分別したらよいか考える姿もありました。
分別をし終えると、
「ゴミ箱に入れたけど、まだ何か作れそう・・・」
小さな紙の切れ端でも宝物に変身させようとする
意見も!
大人にはできないお子さまならではの素敵な考えに、驚いてしまいます。
最後に、先生から、ゴミを分別しないと地球があったかくなってしまうことや
リサイクルの仕組みを学びました。
そして地球のためになにができるかなという話し合いすると、
「ゴミ拾いをしたらいいんじゃない?」
「たしかに、お菓子のゴミが落ちてるのをみたよ」
という意見が出てきていました。
お子さまの気づきや発見を大切にしながら
「やってみたい」を全力でサポートしていき、
いっしょに様々な体験ができたらいいなと思っています。