今回は3歳児クラスみかん組の栽培活動についてお届けします。
遡ること3か月前の初夏、みかん組でお野菜を育てよう、担任とお子さま達で会議が始まりました。
図鑑を見てみんなで考えたところ、「ピーマンがいい!」とリクエストがありました。
しかし園芸店ではあいにくピーマンの苗が売り切れ。
ひとつ売れ残っていたパプリカの苗を買いました。
「パプリカ??」と、ピーマンとの違いがいま一つ...といった様子のお子さま達でしたが、苗の植え付けから始めました。
これがパプリカになるのか、とわくわくのお子さま達。
みかん組保育室前のテラスへ運び込み、いつでも見られるようにしました。
毎日水をあげたり、窓ガラス越しに観察したりと、お世話を頑張っていました。
そんなある日、事件が起こりました。
大事に育てていたパプリカに何やら虫がたくさんついているのをお子さま達が発見したのです。
調べたところ犯人は「アブラムシ」。
どうしよう!パプリカがたべられちゃう!と、あの手この手で虫を追い払おうと奮闘したみかん組。
しかし、アブラムシは減るどころか新たに別の幼虫までやってくる始末...。
パプリカも虫食いだらけになり、もうだめかもしれないとみんなで肩を落としていたところ、突然アブラムシがいなくなりました。
実は、新たにやってきていたのはテントウムシの幼虫だったのです!
大きく成長したテントウムシが、大好物のアブラムシを食べていたのでした。
すっかり元気を取り戻したパプリカに、みんな大喜びです。
まさに、幸せを運んでくれたテントウムシでした。
それから程なくして、すくすく育ってきた実が緑色なのを見てみかん組のお子さま達はびっくり。
「せんせい、ぴーまんかってきたんでしょ!」 なんて疑いの目が向けられることも...。
ここから色が変わっていくんだよと説明するものの、にわかに信じがたい様子。
そこで、パプリカについて詳しく載っている絵本を保育室に置いてみることに。
本当にパプリカになるのか気になって仕方がないお子さま達は自ら絵本を開いて実物と見比べるようになりました。
すると絵本通り、少しずつ緑色のパプリカが黄色に変化していきました。
その様子を見つけたお子さまたちは大喜び!担任も、やっと信じてもらえたとひと安心です。
さっそく収穫。こんなに大きく立派になるまで、大事に大事に育てました!
その場で二つに割ってみて、中身がどうなっているのか観察しました。
中の色は?種はある?においはどうかな?
それから採れたてのパプリカを給食室へお届けし、その日の給食に出してもらって食べました。
自分達で育てたパプリカは、特別おいしかったようです!
今回の栽培活動を通してすっかりパプリカと仲良くなりました。
特に、お子さま達の興味への探求心や観察力には目を見張るものがあります。
これからも様々な体験を通して、伸びていって欲しい姿ですね。
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