いつどこで起こるか分からない災害のために、保育所でも月に1度避難訓練を行っています。今回は、"シェイクアウト訓練"をしました。
シェイクアウト訓練とは、「①ⅮROP!(まず低く!) ②ⅭOVER!(頭を守り!) ③HOLD ON! (動かない!)」の3つの安全確保行動を身につける訓練です。
☆ひよこ組(0歳児)☆
棚が倒れてこない部屋の中央に集まり大きな布団で身を守ります。
☆あか組(1歳児)☆
低い机に全員が入ることが難しいので、布団の中でじ~っとしています。
☆もも組(2歳児)☆
事前に①~③の約束ごとのお話をしていたので、すぐに机の下に避難できました。
☆き組(3歳児)☆
建物が倒れてこない場所にみんなで集まり、ダンゴムシのように頭を抱えて小さくなります。
☆しろ組(4歳児)☆
近くにある机の下に入り、ダンゴムシポーズで揺れが収まるのをじっと待ちます。
☆みどり組(5歳児)☆
一言もしゃべることなく、静かに素早く隠れます。
地震が収まった後、放送をよく聞いてから先生と一緒に園庭へ避難します。0・1歳児は、バギーに乗って避難です。子どもたちが不安にならないように、声をかけながら避難しています。
各クラス一人一人名前を呼んで人数確認をし、防災頭巾をかぶります。
3・4・5歳児は、防災頭巾を自分でかぶります。大きくて分厚い頭巾...前後が反対になる子もいましたが、練習を重ねていくとだんだんとかぶれるようになります。
人数確認をした後、所長先生に「〇組子ども〇名職員〇名」と全員が避難できたのかを報告!!
ひよこ組さんも泣かずに防災頭巾をかぶっています。
大地震後の津波を想定し、一番近くて高い場所...松崎小学校に避難しました。
車が来ていないことも確認し、しゃべることなく早歩きで避難します。
小学校に避難し、再度人数確認です。
もも組さんも初めて長い距離を歩き、へとへと...でも、誘導ロープをしっかり握って歩けました!
先生が背負っているこの避難リュックの中には、救急セット・紙オムツ・アレルギーの子も食べれるお菓子・飲み水(5年保存)等々避難に必要な物がたくさん入っています。
その中のお水をみんなで少しずつ紙コップに注ぎ、水分補給をしました。
少しのお水でも大切な命の水ですよね!
水分補給で少し元気が戻り、さぁ~保育所に帰りましょう!
全員無事に帰ってこれました。
地震が発生した時は、恐怖と緊張からパニックになるかもわかりません。毎月の避難訓練を通して、先生と一緒に、落ち着いて安全にみんなが避難できるようにこれからも訓練していきたいと思います。今日は遠くまでよくがんばりました。
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