みやまえだいら保育園のブログ

[ 2023.03.23 ] ☆耳の日について☆

今回は「耳」についてお伝えしたいと思います。

3月3日は「耳の日」に制定されています。「耳の日」の由来としては1956年に耳や聴力について多くの人の関心を集めること、そして難聴と言語障害を持つ人たちの悩みを少しでも解決することを目的として日本耳鼻咽喉科学会の提案により制定されたと言われています。また、「3月3日(みみ)」という語呂合わせや「3」が耳の形に似ていることも理由の1つにあるようです。

355923320234810.png耳には2つの機能があります。周囲から伝わってくる音を集め、耳の神経を通じて脳に音の情報を伝える聴覚機能と身体のバランスを保つ平衡機能です。どちらの機能が失われても生活に大きな支障をきたしてしまいます。

大切な耳を守るために日常的に気を付けたいことは、鼻をすすらずに「かむ」習慣を付ける、鼻水はゆっくりと片方ずつかむ、耳の近くで大きな声や音を出さない、耳を叩かない、耳掃除は綿棒で外耳道(奥まで入れすぎない)を拭きとる程度に行うなどが挙げられます。

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園でもお子さま達に耳についてのお話をしました。耳はどんな仕事をしているのかな、耳が2つあるのはどうしてかな、耳が聴こえなかったらどうなのかな、耳が聴こえないお友だちに気持ちを伝えるのはどうしたら良いのかなという内容で実施しました。

私たちの身体にある臓器は全て大切でなくてはならないものです。私たちはとても恵まれた環境のもと身体活動を行っていますが、それが叶わない方もたくさんいます。

新型コロナウイルス感染症の流行期に、感染した方に対する偏見や差別などが社会的に問題となりました。偏見や差別の原因としては、誤った知識のもと感染したくない!という恐れから弱い立場の人を攻撃してしまうことで起こるそうです。

数年にわたって感染拡大が続いた新型コロナウイルス感染症により心身共に疲弊された方も多いのではないでしょうか。今後の動向は分かりませんが、以前の日常生活が少しずつ戻ってきたことに安堵しております。

歴史に残るような感染症は私たちの一生の間に何度も起こることではありませんが、再び他の感染症が流行することも考えられます。その際も正しい知識を得て正しく恐れることが大切です。

感染症に限らず自分と違う環境下にある人に対して分け隔てなく接する心を養う、優しい心で人に接する、また接する方法を知る機会になったら良いなという思いで保健指導を行ってきました。

お子さま達から医療や病気についてのお話をたくさん聞くことができ、私自身とても勉強になり楽しい時間でした。1年間行ってきた保健指導がお子さま達の心の片隅に残ってくれたら良いなと思います。

保健指導の様子をお写真と共にお伝えいたします。

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耳についてホワイトボードを使用してお子さま達と考えました。少し難しい質問もありましたが、「耳が2つあるのは音をよく聴くためだよ。耳にばい菌が入ったら痛くなる~中耳炎になる!」など一生懸命答えてくれました。

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耳が聴こえない状況下での体験もしましたが、手で耳を塞いだだけでは完全な閉塞感は味わえなかったようで「音が聞こえるよ~」などの声が聞かれました。目や耳の大切さを知ってもらうために目を閉じて鈴やカスタネットを鳴らしてみる体験もしましたが、「カスタネット!鈴!」などとお子さま達はすぐに何の音か当てることができました。耳が聴こえない場合の意思疎通法については想像することが難しかったようですが、手話を見るのは珍しかったようで興味深そうに見ていました。

来年度もお子さま達に病気や怪我、身体についてお伝えしたいと思います。

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