みやまえだいら保育園の園庭の外側には、梅の木が生えています。
一年を通して、木の移り変わりを観察するだけでも楽しいですが、
今年はお天気の良い日が続いた事もあり、いつもよりも大きな実をつけ、お子さま達と一緒に収穫をしました。
収穫した梅を、ぶどう組、めろん組のお子さまと一緒に梅シロップの仕込みを行ないました。
梅のヘタを爪楊枝で取り、梅をしっかり洗い、水気をしっかりと取ります。
「ヘタは、昔から爪楊枝や竹串を使って取るんだけど、なぜか知ってる?」と聞くと、
知らないな...と困ったような顔をしたお子さま達。
「梅は金気を嫌うと言って、釘やフォークなどの金属を嫌います。
梅は酸っぱい(=酸)ので、金属がサビてしまいます。だから昔の人は木や竹を使って仕込むんだよと伝えてくれています。
だから爪楊枝や竹串でヘタを取ろうね」と伝えると、「昔の人、すごいね」と言っているお子さまもいました。
ヘタを取る際、初めは「出来ない」や「難しい」というお子さまも多くいましたが、
大人と一緒にやってみたり、回数を重ねる事で、上達していました。
しっかりと水気を取った梅の実をビンに仕込んでいきます。
「そっと並べてね。投げたりしないよ。」と話すと、お子さま達は順番に丁寧にビンへ仕込みをしていました。
そんな中、ばなな組のお子さま達もお兄さん、お姉さんがどんな事をしているのかな?と見学に来ました。
別日ではありますが、ばなな組、いちご組のお子さまも梅を触ったり、水で洗うなど、梅を使って遊びました。
園で大切にしている梅に興味を持つ機会が持てて良かったですね。
話は戻りますが、梅シロップの仕込みを行ない、約3~4週間で梅シロップは完成します。
7月に行なわれる「みやまえ祭り」で、梅シロップをふるまう予定です。完成まで、待ち遠しいですね。
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