今回は保育園で実施している健康診断についてお話いたします。保育園で実施している健康診断は、内科健診と歯科健診があります。
1歳のお子さまは年に6回、2~5歳までのお子さまは年に3回(感染症流行期には2回になることもあります)園医による内科健診を行っております。また、歯科健診は年に1回実施しております。大人に比べてお子さまは大きな病気に罹ることは少ないとされていますが、日常生活の中では気が付かない身体の変化や不調を見つけてもらうために保育園でも健康診断を行っております。
初めて見る医者に恐怖を感じ入園したばかりのお子さま達は健診時に泣いてしまうこともあります。私たちも病院を受診する際は、異常が見つかったらどうしよう...検査ってどのようなことをするのかな...痛いのかな...など不安な気持ちになるかと思います。
病院=怖いという認識をお子さまには持って欲しくないな、病院や医療が遠い存在ではなく少しでも身近な存在に感じ安心して治療に臨むことができるようになってもらえたら良いなという思いから保健指導でも健康診断の意義についてお話をしています。
病院に行くことあるかな?怖いと思う?「行くよ、うん、注射の時は怖い。」保育園でもしもししてくれる先生は分かる?「うん、分るよ!」実際の健診時のデモンストレーションもしてみました。最初に自分の名前を言い診察後には「ありがとうございました」と挨拶をするお子さま達です。
歯科健診は年に1回のため最初は怖かったとの声もありましたが、医者に慣れることで恐怖心は消えたようです。今年度の内科健診は6月から、歯科健診は7月に行います。健康診断の時も今日のように元気いっぱい受けて欲しいなと思います。
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