11月24日は、「和食の日」です。
お子さま達に、「何の日か知ってる?」と聞くと、
「んー...」「食育の日?」「なんだっけなんだっけ」と反応は様々です。
「和食の日なんだよ。和食ってどんな食事か知ってるかな?」と栄養士が聞くと、「お寿司かな...」と不安げに答えるお子さま。
「すごいね!お寿司は和食なんだよ」と栄養士が言うと、次々と他のお子さまからも「大豆は?」「卵は?」と挙がりました。
「大豆って食材だから、どんなごはんだろう?」と聞くと、「納豆!」と返ってきました。これは「和食」です。
「じゃあ卵は?」と栄養士が聞くと、「オムライス」と返ってきました。「オムライスは洋食かな」等のやりとりをし、
いつも皆が給食で食べている「ごはん、味噌汁、煮物、和え物」などが、和食であり、
意外と身近な食べ物だという事を伝えました。
お話だけでなく、皆で和食にまつわる〇×クイズをしました。
クイズは難しいなと感じるお子さまも、「知ってる!」とどんどん答えるお子さまもおり、それぞれに楽しんでいる様子でした。
クイズの後は、かつお、昆布、野菜から出たお出汁を飲みました。
「何も味しない!」「何か入れたら美味しいんじゃない?」と正直な感想が多かったです。
この出汁に、味噌を溶き、味噌汁を作りました。
いつも汁物を残してしまうお子さまも多いですが、「今、味見した出汁に味噌を入れてみたよ。
どんな味がするか、一口でも良いので、味見をして感想を聞かせてね」と味噌汁を配りました。
「今日のごはんはね、さっき話した和食です。
ごはん、味噌汁、鯖のおろし煮、さといもの含め煮で、出汁をたっぷりと使ったメニューです。
おかずは、だしに醤油、砂糖で味付けをしています。たくさん食べてね!」と皆で食べ始めました。
「どう?」と聞くと、魚を指さして「お醤油の味がするよ」と教えてくれました。
「今日は、スープ(味噌汁)から飲んでみる!」といつもよりも味噌汁を口にするお子さまもいました。
色々な味や香りに触れ、和食に少しでも関心を持ってもらう、良き機会でした。
日本の食「和食」を大切にしていきたいですね。
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