暑さのとどまるところを知らない今日この頃です。熱中症は毎年問題になっていますね。今日はお子さまたちにも熱中症について知ってもらい、予防できるようにお話をしました。
まず、熱中症ってどのようななもの?というお話です。
『あついところにいるとなるんだよね』
と、もう良く知っているお友だちも。
熱中症には部屋の温度や湿度が関係していること、湿度が高いと汗が蒸発しにくいこと、汗は蒸発するときに体温を下げていくことを説明します。霧吹きで実験してみました。霧で濡れた腕を少し乾かして、濡れていない方と比べてどうかな?
『つめたくなった!』『りょうほうおなじくらいつめたい~』
この汗も、体内のお水がないと出てきません。体には、ちょうどいい「温度」とちょうどいい「水の量」があります。
『へ~、しらなかった』
と驚くお子さまたち。体内の水の量をペットボトルの模型で見てみます。みんなの体の中には、どれくらいの水があるのかな?
見やすいように絵の具で色を付けています。
飲んだ水の量と、排泄した水の量のバランスが崩れないようにすることが大事だということを伝えました。バランスをとるには、水だけじゃなくて実は塩分も大事だよ!と塩分の入ったタブレットを見せてみると、『たべたことあるー!』『おいしかった』というお子さまも。こういった味が苦手なお子さまもいるようですので、スープや塩味のついたお菓子などで補給できるといいですね。
最後に、熱中症にならないためにどうしたらいい?と聞いてみると、『おみずをたくさんのむ』『すずしいおへやにいる』『なるべくおへやにいる』と、良く知っている様子!注意事項をみんなで確認しました。
今年の夏も無理せず体に気を付けて、楽しい夏にしましょうね。
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