今週は、幼児クラスのお正月あそびの様子をお届けします!
みかん組・ぶどう組・めろん組が集まっている部屋から何やら楽しそうな声が...
覗いてみると、クラスごとに凧を作っていました。
3歳時・みかん組の凧
みかん組の凧は、大きなビニール袋に自分なりのアレンジを加えて作ります!
描いた絵が消えないように、油性マジックを使ったお子さまたち。
「マジックには、水性と油性があってね。水性はいつもみんなが使っているペンと一緒!手についても水で洗うと落ちるでしょ?」と保育者。
「おちる~!」
「ゆせいは おちないの~?」といいところをついてくるお子さまもいて、油性マジックの説明を自分なりの解釈を加えながらよく聞いてくれました。
落ちづらいペンだから...と、お友だちにつかないように書く場所を考えて凧に絵や模様を描き進める子さまたち。
物の特性をしっかりと理解して、そのうえでお友だちのことを考えて活動を進められる姿にとても成長を感じます。
4歳児・ぶどう組の凧
ぶどう組の凧は、凧紙に木の骨組みがついた昔ながらのもの。
ここにクレヨンで好きな絵を描いていくのですが...
骨組みのせいで紙が浮き上がり、思うように線が書けません。
どうしたらいいんだろ? と考えたお子さまたちはこんな解決法を編み出しました!
骨組みからはみ出ないように絵を描いてみたり、骨組みの近くを描く時には力を抜いてみたり。
保育者の力を借りることはありますが、ピンチをチャンスに変えることが上手になってきたぶどう組さん。
「どうしよう?」から生まれる、新しい学びの機会を大切にしていきたいですね。
5歳児・めろん組の凧は、ぶどう組と同じ形の昔ながらのもの。
しかし、凧に描くものがちょっと違います!
お正月らしいもの・図鑑で見たもの・自分の名前など自由なテーマの中から選び、凧に描いていきました。
「これにしよっかな~」
「かけるかな??」
いろいろと考えを巡らせていますね。
お正月らしいもの、ということで鏡餅を描くことに決めたお子さま。あることに気が付きます。
「たこも もちも しろいから みえないかも!」
その声を聞いてすぐ、近くのめろん組さんが
「かみの しろは うすいから くれよんで しろを こくしたら?」
悩んだり困ったりしたことを支え合ってアイデアを出し合うことができる。めろん組さんの素敵な一面を見ることができましたよ。
最後に、凧のしっぽをつけて完成です!
「どこまで たかく とぶのかな!」
目をキラキラさせて、早く外に出たい!と言わんばかりの表情でした。
3クラス分の凧が完成!
園庭に出るといい風が。
みかん組の凧は風を集めて、ふわふわっとあがり。ぶどう・めろん組の凧は風に乗って、サーっとあがっていきました。
園庭で凧揚げの予行練習をした翌日!
公園に行き、広いグラウンドで思いっっきり凧揚げ。
風に乗って高くあがる凧を見上げ、元気よく走り回って上着を脱ぎたくなるほど体を温めたお子さまたち。
お正月あそびを心行くまで楽しみました。
凧揚げ以外のお正月あそびも楽しんだ幼児クラスのお子さまたち。
ハサミを使って、牛乳パックに切れ込みを入れて~
硬さもあるし、細かい作業だけど、保育者の説明を思い出しながら頑張ります!
オリジナルの模様をつけたら、完成!
こまを片手に集合写真も撮りました。
みんなで作って、あそんだこま。
良いお正月あそびの思い出がまたひとつ、増えましたね。
幼児クラスのお正月あそびの様子、いかがでしたでしょうか?
凧揚げには、空を見上げることでこの一年を健康にすごせるようにという願いが。
こま回しには、物事がうまく回りますようにという願いが込められているそうです。
昔ながらの行事にも触れながら、すくすくと育つお子さまたちをあったかいまなざしで見守っていきます。
次回1月26日(木)は、引き取り訓練の様子についてお届けします。お楽しみに!