今回は避難訓練の様子をお知らせします。
9月1日(金)が防災の日だったので、防災週間に合わせて避難訓練を行いました。
震度5の地震が発生し、地震発生後に火災が起きた想定で園外に避難をしました。
地震だよ!と保育者が知らせると幼児さんはダンゴムシのポーズで身を守ります。
繰り返し避難訓練を行う中で、しっかり身についてきました。
火災が起きると、非常階段から外へ
火災の煙を避けるために、口を手で覆って逃げています。
小さいクラスのお友だちも保育者と一緒に安全を確保します。
避難車に乗って迅速に避難できるようにしています。
人数確認をして、みんな無事か確かめます。
負傷者が出たことも想定して、救護の訓練もしました。
全員無事にいるかな?と園長先生が確認します。
避難の時に大事な『お・か・し・も・ち』のお約束も教えてもらいました。
お部屋に帰る際には、「階段にいるときに地震が来たらどうする?!」と保育者からの問いかけに
自分たちで「座る!」「手すりにつかまるんじゃない?」と色々と考えて実践していました。
お部屋に帰って、防災をテーマにした紙芝居を読みます。
お話を通して「こんな時にはどうする?」と様々な場面を想定して考えます。
この日は1日を通して災害に備えます。
給食は、いつもの食器ではなく紙皿やラップなど、洗い物の出ないメニューです。
椅子ではなく、床に座って食べます。
おうちで過ごせなくなって避難所に行くとこんな風になるのかもねとお話しながら食べました。
ラップやばななの皮も自分で剥いて食べました。
「どうやるの~?」やり方がわからず困っているお子さまもいて、良い経験になりました。
午後は元石川消防署の消防士さんが来て、防災についてお話をしてくれました。
地震や火災の時には、どんな風にしたらいいか改めてお話を聞きました。
地震の時はすぐに逃げましょう!〇か×かとクイズ形式で楽しく教えてもらいました。
頭を守るポーズはどんな風にやるのかな?実際にやってみました。
質問コーナーでは消防車や救急車の中はどうなっているのかや
火事の時にかけるお水はどこからくるのかなど、さまざまな質問にわかりやすく答えてくれました。
興味深いお話に真剣に聞き入っています。
消防士さんのお話の中で消火栓に関心を持ち、幼児さんはお散歩に行くたびにマンホールを探すようになりました。
1日を通して防災についてを考える日でした。
楽しく学びながら、関心が広がっていくきっかけになればと思います。