毎年1月17日は「防災とボランティアの日」で、1月15日から21日は防災とボランティア週間と言われています。
つなしま保育園のお子さまたちへ、震災後のライフラインが止まったら、何が使えなく、何ができなくなるのかを質問してみました。
今日のように寒い日でも暖房もつきません。暗くなっても電気がつきません。給食室では電気でごはんを作っているので、給食も作れません。
ではお腹がすいたらどうしましょう?
そこで、今回は非常食を試食することにしました。メニューはカレーライス。
「ごはんはサラサラしているね。これに水を入れてしばらく置くと柔らかくなるんだよ。」と説明すると、
「えーーー!」と驚いていました。
カレーはレトルトを鍋にあけて、ガスコンロで温めます。
このままでは少し辛いので、リンゴ缶を混ぜました。
いい匂いがする。お皿もコップも洗えないので、使えません。紙皿の紙コップで実食です。
保育室も使えないこともあります。園庭で座って食べてみましょう。
お子さまたちは「このカレー美味しいね」
「お外で食べるのも遠足みたいで楽しい」となんだか嬉しそうです。
あっという間に完食し、おかわり争奪戦が始まりました。
ごちそうさまでした。今後もいろいろな体験を通して、私たち大人も含め当たり前のことが幸せだということに改めて気付いていきたいと思います。
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