今年度初めての食育「春野菜を知ろう」を行ないました。
「春の食べ物にはどんなものがあるかな?」と栄養士が聞くと、少し困った様子のお子さま達。春の食べ物にはどんなものがあるのか、一緒に見てみました。
「この中のどれかが、大きくなると何かに変わるんだけど、知ってる?」と聞くと、「緑と緑の野菜同士じゃないかな」 「私はこれだと思う!」など思い思いに意見を挙げるお子さま達。「実は、絹さやが大きくなると、グリンピースになるんだって」と栄養士が話すと、「やっぱりね!」「えー!そうなの!?」など反応は様々でした。
めろん組のお子さまに「春の食べ物には何があるのか、お家の人と探してきて欲しいんだけど良いかな?」というと、「いいよ!」と元気に答えてくれました。
一週間後、それぞれのご家庭で一緒に考えてくださった「春の食べ物」を絵や文字で書いてきてくれました。
食育当日、お友達がどんな食べ物を探してきてくれたのか、一緒に見てみました。
「わらび、ふきのとう、菜の花・・・」みんなでどんな物があるかと見てみた時よりもたくさんの春の食べ物を知る事ができました。また、お料理を絵で描いてくれているお友達もおり、「春きゃべつの味噌汁美味しそうだね」とお話をしました。
さて待ちに待った食育活動!エプロン、三角巾、マスクを身につけ、よく手を洗って準備万端です。
春野菜の一つである「グリンピース」のさやむきを行ないました。
「これ何だか知ってる?」とさやに入ったグリンピースを見せると、「えだまめかな...」「あ!グリンピースじゃない」など、お子さま同士お話をしていました。「グリンピースなんだよ。みんなは豆になったグリンピースを見る事はあっても、さやに入ったグリンピースを中々見る事がないね」と栄養士が話すと、どんな匂いなのだろうと嗅いでみるお子さま。「わぁ~(青臭い)!」と匂いはあまり得意な匂いではなかったようです。
栄養士がグリンピースをさやから取り出すお手本を見せ、実際にやってみると、「難しいな...」「こうしたら出てくるよ」など、互いに工夫しながらお手伝いを頑張っていました。
「先生、見て。赤ちゃん!」と、とても小さな豆を大事そうに見せてくれました。「かわいいね」「僕の赤ちゃんだ」など、小さな赤ちゃん豆を大事に触っていました。生のグリンピースは大きいのも小さいのもあり、それぞれに楽しんでいました。
給食室へ持って行くと、「お願いします」とグリンピースを渡し、給食の肉じゃがに入れてもらいました。
野菜が苦手なお子さまも多いですが、少しずつ「食」への関心を持ってもらえるよう、今年度も楽しく食育活動を進めていきたいと思います。
めろん組の保護者様、お子さまと一緒に旬の野菜を探してくださり、ありがとうございました!
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