4月はまだ赤ちゃんに近く 泣くことで意思表示をしていたばなな組の子どもたち。
今では知っている言葉が増え お友だちの名前を覚え
単語が2語文、3語文になり 今は保育者やお友だちと
言葉で意思疎通をすることが増えました。
お友だちへの興味関心が増し 言葉が発達するにつれ
お友だち同士のかかわりも増えました。
「ぼうしどうぞ」
「見てこんなことできる?」
こんな子どもたちの姿がしばしば見られます。
元気いっぱい体を動かして遊ぶことももちろんですが
じっくり遊ぶことも出来るようになったことのひとつです。
砂場では器用にスコップを使い バケツや容器に砂を
どんどん溜めていきます。
それをひっくり返してケーキなどを作ることもありますが
ハウスに持って行って 手際よく調理して
お店屋さんになることもあります。
お外ではこんな感じですが 室内では
じっくり遊ぶことが増えました。
粘土を伸ばしたり ちぎったり 丸めたり
容器に詰めたり、
ビニールテープやシールをはがして貼ったり、
黙々とブロックで大作を作ったり、
集中して机上あそびをしたり...。
絵本を見る時は 遊んでいたものを大急ぎで片づけて
この状態になります。
目下人気の絵本は
「いろいろバス」「てじな」「おといれさん「どっしーん」
です。 保育者と一緒に絵本の中の言葉を大きな声で
復唱する様子がとても可愛らしいです。
生活面の自立も進み 外遊びに行く際には
率先して靴下、帽子、靴を身に付けています。
時々は「せんせいやって」とお手伝いが必要なこともあります。
ズボンやオムツの着脱もスムーズに出来るようになり
トイレへの関心が強くなってきたことでトイレでズボンとオムツを脱ぎ、
オムツを捨て、トイレに座り身支度をして、手を洗う
という一連の流れも覚えました。
食事面も スプーンを使ってひとりで食べ切ろうとする姿が
以前よりも見られるようになりました。
ピカピカになったお皿を保育者に褒められると
とても嬉しそうな誇らしげな顔をしています。
ちょっと思い浮かべるだけでこんなにもいろいろな事が出来るようになった
ばなな組の子どもたちの姿を間近で見守る事が出来たことは
とても楽しく幸せなことでした。
1年間、どうもありがとうございました。
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