めろん組では、新たな活動として『お話づくり』に取り組みました。まず初回は、一つの場面を描いたイラストを見て、どのような場面だと思うかを考えます。同じイラストを見ても、感じ方はお子さまそれぞれです。実際、本当に様々な意見が出ました。
その後、4枚で1つのお話になる絵カードを使用しました。元々絵カードの順番は決まっていますが、並べ方によっては違うストーリーになるかもしれません。お子さまには順番がわからないようにし、絵カードを渡しました。自由な発想で順番を並べ替えてお話を作っていきます。
5~6歳頃になると語彙力が増え、想像力が豊かになっていきます。また、文字を読んだり書いたりすることに興味を持ち、実際に自分で読み書きをしてみようという気持ちが強くなります。そこで、段階を経て自分たちでお話を作ることで、想像力・創造力を膨らませ、文章の構築や正しい日本語を知る機会となればと考えています。
同じ絵カードでも、お子さまによって並べ方が様々でした。お友だちと相談して一緒にお話を作ったり、一人でじっくり考えて作ったり、取り組み方もそれぞれです。4枚で1組の絵カードですが、2組を組み合わせてお話を作るお子さまたちもいました。
正解はありません。自由な発想で、お友だちのアイデアにも肯定的な反応を示し、互いに楽しみながら行っていました。
今後も継続して取り組んでいきたいと思います。